心をカラにして晴れやかに:「廓然無聖(かくねんむしょう)」の教え
こんにちは!
みなさんは、学校や部活でこんな経験をしたことはありませんか?
- 友達と意見が合わずにイライラしてしまいます。
- テストで思ったよりかなり点数が悪かった。
- 部活で失敗して、「あのときこうしていれば…」とずっと後悔する。
誰でも少し悩みを恐れることはありますよね。でも、そんな時には心を軽くするヒントが、禅の言葉「廓然無聖(かくねんむしょう)」にあります。カラッと晴れるようにお話します!
「廓然無聖」ってどういう意味?
「廓然(かくねん)」は、「広々として澄みきった様子」を表す言葉です。
- 「正しい・間違い」という価値判断がない世界。
- 「勝ち・負け」「好き・嫌い」などの対立がない世界。
この考え方では、心の中にある「こだわり」や「執着」を忘れ、広く晴れやかな気持ちを大切にできる、とされています。
小さな悩みを手放してみよう
この現実世界でも、「廓然無聖」の考え方を取り入れて、悩みを手放しやすくなります。
例えば、友達と意見がぶつかったとき。
「自分が絶対に正しい!」と思い込むと、相手の気持ちを理解するのが難しくなることないですか?
でも、「自分も間違っているのか?」とか、 「どっちが正しいか決めなくても大丈夫」と考えてみると、気持ちが軽くなることがあります。
同じように、失敗して落ち込んだときも、「その失敗って本当に大事なこと?」と問いかけてみると、案外そうでもなかったりすることありませんか?
大空を心に描くイメージ
「廓然無聖」の心を持つためにおすすめなのが、心に大空を描くイメージです。
- そこには雲ひとつない、広大な空が実現しています。
- 中のイライラや悩みを、その空に広がる雲だと思います。
- 風が吹いてその雲が消えていくのを想像すると、だんだん気持ちが落ち着いてきませんか?
「廓然無聖」が告げられること
この言葉は、ただ心を空っぽにするというだけでなく、「こだわりや執着を手放すと、本当に自由になれる」ということを教えてくれます。
- 勝ち負けにこだわらず、部活を楽しみます。
- テストの点数はきにせず、次に向けてがんばる。
- 友達との意見の違いを受け入れ、新しい考え方を学びます。
自由な考え方を持つだけで、毎日がもっとラクに、楽しくなるはずです!
終わりに
何かに悩んでイライラしたときは、「廓然無聖」を思い出してみてください。 そして、心に広がるカラッと晴れた青空をイメージしてみましょう。次の行動が自由にラクにできるのではないでしょうか☺️。
皆さんもぜひ、この「廓然無聖」の心を日々の生活に取り入れてみてくださいね!
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