お祝い・ご祝儀・香典は家計簿にどう書く?【2026年】もらった時・渡した時
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年に1回の出費のまとめ方は 特別費の一覧と月いくら?、まとまって入るお金の書き方は ボーナスは家計簿にどう書く? に。この記事は、お祝い・ご祝儀・香典の書き方です。
結婚式のご祝儀、香典、出産祝い。家計簿をつけていると、こうしたお金の書き方で迷います。毎月の交際費に入れるのか、もらったお祝いは収入なのか、お返しはどこから出すのか。
この記事では、国の家計調査と国税庁のページで確かめたうえで、渡すとき・もらうとき・お返しの書き方を決めます。
3秒結論
✅ 渡すご祝儀・香典・お祝いは特別費(冠婚葬祭)。1年分を12で割って積み立てる
✅ もらったお祝い・香典は臨時収入。全額を書いて、お返し(内祝い・香典返し)はそこから出す
✅ 子どもがもらったお祝いは、先に「家のお金か、子どものお金か」を決める
1枚でわかる:渡すときと、もらうときで書く場所が違う

ご祝儀や香典は、毎月決まって出るお金ではありません。毎月の交際費に混ぜると、結婚式が続いた月だけ家計簿が赤字に見えます。渡すお金は特別費、もらうお金は臨時収入として、毎月の家計とは分けて書きます。
渡すお金は「特別費」。1年分を12で割って積み立てる

3人家族の例で、1年に渡すお金を書き出しました。結婚式のご祝儀3万円、香典2回で2万円、出産・入学のお祝い2万円、おい・めいへのお年玉2万円、職場や地域の集金1万円。合計10万円です。12で割ると月8,334円なので、月8,400円ずつ特別費に積み立てます。
国の家計調査では、お祝いや香典などのお金の贈り物(贈与金)と、地域や職場のつきあい費などを合わせた「交際費」は、二人以上の世帯で月9,254円でした(2025年)。1年にすると11万円あまりです。
金額は家によって倍も半分も違います。去年の家計簿やカード明細から、自分の家の1年分を出すのがいちばん確実です。特別費全体の月割りは 特別費の一覧と月いくら? に。
もらったお祝いは「臨時収入」。お返しはそこから出す

出産祝いの例です。家族から10万円、友人や同僚から6万円、合計16万円をもらいました。友人・同僚の分に半返しで3万円の内祝いを返すと、残りは13万円です。
家計簿には、もらった16万円を全額、臨時収入として書き、内祝いの3万円を特別費として書きます。差し引きの13万円だけを書くと、誰に何を返したかが残りません。
個人からもらう香典やお祝いで、社会通念上相当と認められるものには、贈与税はかかりません(国税庁「No.4405 贈与税がかからない場合」)。ふつうのお祝いなら、税金のための準備はいりません。
⚠️ もらったお祝いを、毎月の収入に混ぜない
お祝いを給料と同じ欄に書くと、その月だけ大きな黒字になり、毎月の赤字が見えなくなります。考え方は ボーナスの書き方 と同じです。
子どもがもらったお祝いは「誰のお金か」を先に決める
出産祝いや入学祝い、子どもがもらうお年玉は、家計簿に書く前に「家のお金か、子どものお金か」を決めます。
- 子どものお金にする:家計簿には書かず、子ども名義の口座に入れる。入れた日と金額だけ、口座のメモに残す
- 家のお金にする:臨時収入として書き、ベビー用品や入学の準備など、子どものための支出に使う
迷ったら、子どもの口座に入れるのがおすすめです。家計に混ぜると、いつの間にか生活費の一部になって、なくなってしまうからです。児童手当の置き場所も同じ考え方です(児童手当は家計簿の収入?)。
「お祝い帳」で、もらった・渡したを記録する

家計簿の最後のページに、もらったお祝いと渡したお祝いを1行ずつ書いておくと、相手にお祝いを渡すときに「前にいくらもらったか」がすぐわかります。お返しを済ませたかどうかの確認にも使えます。
よくある質問(Q&A)
Q. 会費制の結婚式や、職場の集金(1人1,000円など)は?
A. 会費制の結婚式の会費は、ご祝儀と同じく特別費(冠婚葬祭)に書きます。職場の集金のように少額で回数が多いものは、毎月の「交際費」にまとめると楽です。どちらに入れるか一度決めたら、1年は変えないでください。
Q. 商品券やカタログギフトをもらったら?
A. 家計簿には書かなくてかまいません。商品券で買い物をしたら、現金で払った分だけを支出に書きます。ポイント払いと同じ考え方です(PayPayのチャージは家計簿にどう書く?)。
Q. 葬儀の費用と、もらった香典はどう書く?
A. 金額が大きいので、毎月の家計簿とは別に「葬儀のページ」を作り、もらった香典と、葬儀の費用・香典返しをまとめて書きます。毎月の家計簿は、そのページの差額だけを特別費として受け取る形にすると、月の収支がゆがみません。
Q. お祝いが重なって、特別費が足りません。
A. 足りない分は貯金から出してかまいません。年1回の出費が原因の赤字は、家計が悪いのではなく準備が足りなかっただけです(家計簿が赤字の月はどうする?)。翌年からは、今年の実績をもとに月の積立額を見直します。
まとめ:渡すは特別費、もらうは臨時収入
- 渡すご祝儀・香典・お祝い・お年玉は特別費(冠婚葬祭)。1年分を12で割って積み立てる
- もらったお祝い・香典は臨時収入。全額を書いて、お返しはそこから
- 子どもがもらったお祝いは、家のお金か子どものお金かを先に決める
- 個人からのふつうのお祝い・香典に贈与税はかからない(国税庁)
- お祝い帳をつけると、次に渡す額で迷わない
📚 次に読むなら
特別費の月割りは 特別費の一覧と月いくら?、まとまって入るお金は ボーナスは家計簿にどう書く?、子どものお金の置き場所は 児童手当は家計簿の収入? をどうぞ。
この記事で確認した公式ページ(2026年10月)
・総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」表Ⅰ-1-1(交際費)
・総務省統計局「家計調査 収支項目分類一覧(2020年1月改定)」(交際費=贈与金・つきあい費など)
・国税庁「No.4405 贈与税がかからない場合」
・モデル家庭の数字(渡すお金・もらったお祝い)は、この記事のための試算です。
