お年玉は家計簿にどう書く?【2026年】あげる分は交際費・子どもがもらう分は分けて管理
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お祝い・ご祝儀・香典の書き方は お祝い・ご祝儀・香典は家計簿にどう書く?、1年の特別費の一覧は 特別費の一覧と月いくら? に。この記事は、1月に一番大きくなるお年玉に絞った話です。
お正月の家計簿で迷いやすいのが、お年玉です。親戚の子にあげた分は何費?一緒に住む自分の子にあげた分は?子どもがもらった分は、家の収入に入れる?
この記事では、総務省統計局の「家計調査」の数字と、家計調査で何費に入れるかを決めた「収支項目分類」、国の家計簿の「記入のしかた」で確かめて、3つの場合の書き方をまとめます。
3秒結論
✅ 親戚や友人の子にあげたお年玉は「交際費」。国の分類では交際費の中の「贈与金」
✅ 2025年1月の贈与金は平均14,682円で、ふだんの月(平均6,341円)の約2.3倍(二人以上の世帯)
✅ 子どもがもらったお年玉は、家のお金と混ぜずに子どものお金として分けておく
1月は「人にあげるお金」がふだんの約2.3倍
家計調査では、お年玉やご祝儀・香典のように人にあげるお金を「贈与金」として集計しています。2025年の月ごとの金額を見ると、1月が飛びぬけて多い月でした。
| 月 | 贈与金(2025年) | ひとこと |
|---|---|---|
| 1月 | 14,682円 | 1年で一番多い |
| 3月 | 10,329円 | 2番目に多い |
| 12月 | 7,302円 | |
| 6月 | 3,757円 | 1年で一番少ない |
| 月平均 | 6,341円 | 年間76,089円÷12 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」二人以上の世帯、2025年の月別・年間の支出金額。贈与金には、お年玉のほか、せん別・香典・見舞金・謝礼金・祝儀などが入ります。1月に増える分の多くはお年玉と考えられます(当サイトの考え)。
1月は、ふだんの月より約8,300円多くなっています。2026年も1月が12,873円で、8月までの中で一番多い月でした。
なお、この平均には、子どものいない世帯や、孫にお年玉をあげる祖父母の世帯も入っています。自分の家の金額は、渡す人数で決まります。
お年玉の書き方は3つに分ける

① 親戚・友人の子にあげた → 交際費
総務省統計局の「収支項目分類」は、贈与金を「一般社会の慣行による自発的現金支出」としていて、例にせん別・香典・見舞金・謝礼金・祝儀が並んでいます。お年玉という言葉はありませんが、お正月のならわしで、自分から渡す現金なので、この贈与金にあてはまります(当サイトの読み方)。贈与金は「交際費」の中の項目です。
祖父母が、別に住む孫にあげる場合も同じです。ふだんの家計簿なら、「交際費」か、冠婚葬祭などとまとめた「特別費」で書きます。書き方は、お祝い・ご祝儀の書き方と同じです。
② 一緒に住む自分の子にあげた → こづかい
国の家計簿(総務省統計局「家計簿 記入のしかた」)では、家族にこづかいを渡したら、「こづかい(世帯主へ)」のように支出に書きます。そのこづかいで買ったものは( )書きにして、合計には入れません。分類表でも、世帯主以外の家族に渡したお金は「他のこづかい」です。
一緒に住む自分の子へのお年玉も、家族に渡すお金なので、国の家計簿の形では「こづかい」になります(当サイトのあてはめ)。子どもがそのお年玉で買ったおもちゃなどは、家計簿にもう一度書きません。書くと二重になります。
③ 子どもがもらった → 子どものお金に
先に「家のお金か、子どものお金か」を決めます。考え方は、子どもがもらったお祝いと同じです。
| 書き方 | 家計簿にはどう書く? | 向いている家 |
|---|---|---|
| A 子どものお金にする(ふだんはこちら) | 書かない。子どもの財布や、子ども名義の口座に入れる。入れた日と金額は、通帳や口座のメモに残す | 家のお金と混ぜたくない |
| B 国の家計簿式 | 国の家計簿は、家族みんなが受け取るお金を収入に書く。分類では「受贈金」(ほかの世帯から贈られたお祝いなどの現金)。子どもの口座に入れたら「預貯金」として書く | 家族全員のお金の流れを1冊で見たい |
Aは当サイトのおすすめです。Bは、総務省統計局「家計簿 記入のしかた」(家計簿に書く収入は、家族それぞれが受け取るお金のすべて)と、収支項目分類の「032 受贈金」によります。
Aをすすめるのは、家の収入に入れると、1月だけ収入が増えて「今月は余裕がある」ように見えてしまうからです(当サイトの考え)。児童手当の置き場所と同じく、子どものためのお金は、家計の財布とは別の場所に置くと迷いません。
お年玉の予算は12月に先に分ける
1月に一気に出ていくお金なので、12月のうちに予算を決めて、封筒などに分けておくと、1月の家計簿が崩れません(当サイトの考え)。
| 渡す相手 | 人数 | 1人あたり | 合計 |
|---|---|---|---|
| おい・めい | 3人 | 3,000円 | 9,000円 |
| 自分の子 | 2人 | 3,000円 | 6,000円 |
| 合計 | 15,000円 |
金額は例です。渡す金額は、家ごと・親戚ごとに決めてください。
毎年かかるお金なので、1年分を12で割って毎月積み立てる「特別費」にするのもおすすめです。上の例なら、15,000円÷12=月1,250円です。ほかの特別費とまとめて準備する方法は 特別費の一覧と月いくら? に。年末年始は食費も増えるので、年末年始の食費はいくら増える? もあわせてどうぞ。
よくある質問(Q&A)
Q. お年玉に贈与税はかかる?
A. 国税庁は、個人から受ける「年末年始の贈答」などのための金品で、社会通念上相当と認められるものには贈与税がかからないとしています(国税庁 No.4405)。また、贈与税は、1年間にもらった財産の合計が110万円以下ならかかりません(暦年課税。国税庁 No.4402)。
Q. 子どものお年玉を、親が生活費に使ってもいい?
A. 子どもがもらったお年玉は、子どものお金です。民法では、親は子の財産を管理する役目で(第824条)、自分のことと同じ注意をもって管理しなければならないとされています(第827条。e-Gov法令検索 民法)。家のお金とは分けて、子ども名義の口座などに入れておくと安心です(当サイトの考え)。
Q. 1月の家計簿が赤字になったら?
A. お年玉の分を12月に分けておけば、1月の赤字は「予定どおりの出費」です。準備していなかった場合の考え方は 家計簿が赤字の月はどうする? に。
まとめ:お年玉は「誰に」で書き分ける
- 親戚・友人の子へのお年玉は交際費(国の分類では贈与金)
- 一緒に住む自分の子へのお年玉は、国の家計簿の形ではこづかい
- 子どもがもらったお年玉は、子どものお金として家計と分ける
- 1月の贈与金はふだんの月の約2.3倍。12月に予算を分けておく
- ふつうの金額のお年玉に贈与税はかからない(国税庁)
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お祝い・香典の書き方は お祝い・ご祝儀・香典は家計簿にどう書く?、子どものためのお金の置き場所は 児童手当は家計簿の収入?、子どもの口座に入れたお金の書き方は 貯金・NISAの積立は家計簿にどう書く? をどうぞ。
この記事で確認した公式ページ(2026年10月)
・総務省統計局「家計調査(家計収支編)二人以上の世帯」長期時系列表 支出金額(贈与金:2025年1月14,682円・3月10,329円・6月3,757円・12月7,302円・年間76,089円、2026年1月12,873円)
・総務省統計局「家計調査 収支項目分類」・「収支項目分類及びその内容例示(令和7年(2025年)1月改定)」(970 贈与金=一般社会の慣行による自発的現金支出、961 他のこづかい=世帯主を除く世帯員こづかい、032 受贈金=一般社会の慣行により他の世帯などから自発的に贈られた現金)
・総務省統計局「家計簿 記入のしかた(二人以上の世帯用)」(支出は各世帯員が支払う金銭のすべて、収入は各世帯員が受け取る金銭のすべて。こづかいを渡したら支出に書き、こづかいからの支払は( )書き)
・国税庁「No.4405 贈与税がかからない場合」・「No.4402 贈与税がかかる場合」(令和8年4月1日現在法令等)
・e-Gov法令検索「民法」第824条(財産の管理及び代表)・第827条(財産の管理における注意義務)
・お年玉を贈与金・こづかいにあてはめる読み方、子どもがもらったお年玉を家計と分けるおすすめ、予算の例は、当サイトの考えです。
