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家族・住宅

育休中のお金完全ガイド【2026年】手取り80%相当をもらう方法

osiri-buruu

「育休中、給料が出ないけど大丈夫…?」
実は育児休業給付金+社会保険料免除+住民税対策を組み合わせれば、収入の実質80%以上がカバーされます。本記事は2026年最新版・育休中のお金を最大化する完全ガイドです。

3秒結論
✅ 育休開始〜180日:給料の67%を給付(手取りベースで実質80%)
✅ 181日〜:給料の50%を給付
✅ 社会保険料は全額免除&将来年金にも影響なし
✅ 住民税は前年所得ベースなので翌年6月から負担増に注意
✅ 夫も最大28日間「産後パパ育休」取得可能

育休中にもらえる給付の目安
▲ 実質手取り8割相当までカバー

結論:育休のお金は「3つの制度」をフル活用

育休中の家計を支えるのは①育児休業給付金、②社会保険料免除、③各種補助・控除の3本柱。知らないと年間100万円以上損するケースも。

育児休業給付金の計算方法【2026年版】

期間 給付率 月額目安(月給25万円の場合)
育休開始〜180日67%約168,000円
181日〜1歳50%約125,000円
1歳〜1歳6ヶ月(延長)50%約125,000円
1歳6ヶ月〜2歳(再延長)50%約125,000円

意外と知らない事実
育休給付金は非課税。所得税・住民税・社会保険料すべて引かれない。
→ 額面67%でも手取りベースだと約80%に相当する。

2025年4月から「出生後休業支援給付金」始動

2025年4月から始まった新制度。両親ともに育休を取得すると給付率が80%に増額されます。

条件 給付率 最大期間
通常(片親のみ育休)67%最大180日
両親とも育休取得80%最大28日

※額面80%は手取りベースでほぼ100%に相当。育児休業給付金と出生後休業支援給付金を合算した数字。

社会保険料免除のしくみ

育休中は厚生年金・健康保険料が全額免除。免除されていても将来の年金額にも影響なし(払ったものとみなされる)です。

免除対象 金額目安(月給25万円)
健康保険料月約13,200円(子ども・子育て支援金を含む)
厚生年金保険料月約23,800円
介護保険料(40歳以上)月約2,100円
合計免除額/月約37,000円(40歳以上は約39,000円)

2022年10月改正の重要ポイント
✅ 月末に育休中なら、その月は免除(従来どおり)
✅ 2022年10月からは、月末をまたがなくても同じ月の中で14日以上育休を取れば免除
✅ 賞与の社保免除は、賞与月の末日をふくむ連続1ヶ月超の育休が必要
※金額は標準報酬月額26万円・協会けんぽ全国平均の2026年度の料率で計算

育休中の手取りシミュレーション

ケース1:月給25万円・1年間育休

期間 給付金 免除額 実質手取り
育休前(働いていた時)––約198,000円
育休0〜180日月168,000円月約37,000円約158,000円(育休前の約8割)
育休181日〜1年月125,000円月約37,000円約115,000円(育休前の約6割)

※実質手取りは、給付金から育休中も払う住民税(月約1万円)を引いた額。給付金は非課税で、社会保険料もかかりません。

住民税が育休後に襲ってくる「翌年の壁」

育休最大の落とし穴が住民税。前年所得ベースなので育休中も支払い義務あり。

⚠️ 住民税の罠
❌ 育休給付金は非課税だが、前年の所得に対する住民税は払う必要あり
❌ 月給25万円の人なら月1万円前後の住民税が育休中も発生
✅ 解決策:会社に「普通徴収(自分で納付)」を相談 ・ 一括前払い

夫の育休:産後パパ育休+通常育休

制度 期間 給付率
産後パパ育休出産後8週以内に最大28日67%(妻も育休なら80%)
通常の育休最大1歳まで67%→50%
パパ・ママ育休プラス夫婦で取得時は1歳2ヶ月まで延長可同上

育休中に申請しないと損する5つの制度

  1. 出産育児一時金:1人50万円(双子なら100万円)
  2. 出産手当金:産休中の給料の2/3を最大98日
  3. 児童手当:申請した月の翌月分から(3歳未満は月15,000円。出生から15日以内に申請)
  4. 医療費控除:妊娠・出産・育児費用も対象
  5. 育児休業給付金:本記事のメイン

育休中にやるべきお金の手続き

育休開始時にやること

  • 📋 育児休業給付金の申請(会社経由でハローワーク)
  • 📋 社会保険料免除の申請(会社経由で日本年金機構)
  • 📋 児童手当の申請(自治体)
  • 📋 健康保険証の子追加手続き
  • 📋 出産育児一時金の直接支払制度の申請

育休中にやるべきこと

  • 💰 ふるさと納税の限度額再確認(年収減少で限度額減)
  • 💰 配偶者控除・配偶者特別控除が使えるか確認(2026年分は年収136万・169万・207万円が目安)
  • 💰 マネーフォワードMEで家計再可視化
  • 💰 新NISAの積立額を見直し(無理しない範囲で継続)

育休中にできる賢い節税・収入アップ

① ふるさと納税は要注意

育休中は年収が下がるので限度額が大幅減。育休前と同じ感覚で寄付すると超過して損します。

② 配偶者控除の活用

育休をとった年の給与収入が136万円以下(2026年分)なら、配偶者が配偶者控除(38万円)を使えます(育児休業給付金は収入に数えません)。会社の年末調整で必ず申請。

③ 副業(条件次第)

育休中の副業は就業規則・育児休業給付金の制限に注意。給付金は、就業が月10日以下(10日を超える場合は80時間以下)なら受け取れます。

育休後の復帰準備:3つのお金チェック

  1. 保育料の試算:自治体ごとに「保育料早見表」公開。世帯所得別。
  2. 復帰時の手取り再計算:時短勤務だと給料↓・社保↓・住民税は前年ベース
  3. iDeCo・新NISA再開計画:育休中は減額OK・復帰後は早期増額

育休と保育園入園のジレンマ

育休延長と保育園
✅ 育休は最大2歳まで延長可(保育園不承諾通知が必要)
✅ あえて落選を狙う「保育園入園不承諾狙い」は、2025年4月から審査が厳しくなり、保育園の申込書の写しなども必要に
✅ 真に入園希望していたのに落選した証明が必要

2026年最新:育休制度の改正動向

  • 🆕 2025年4月:出生後休業支援給付金で給付率80%へ拡充済み
  • 🆕 2025年4月:育児時短就業給付金が新設(時短勤務中に支払われた賃金の10%を支給)
  • 🆕 2025年10月:3歳から小学校に入るまでの子を育てる人への、柔軟な働き方の措置が会社の義務に
  • 🆕 2026年10月:自営業など国民年金の第1号被保険者も、子が1歳になるまで国民年金保険料が免除に(育児期間免除)

よくある質問Q&A

Q. 育休給付金はいつ振り込まれる?

A. 育休開始から3〜4ヶ月後に最初の振込。以降は2ヶ月ごとに後払い。最初の3〜4ヶ月は無収入期間なので貯金が必要。

Q. 育休中に転職するとどうなる?

A. 育児休業給付金は受給中の会社の在籍が条件。転職すると給付金停止。復帰後の転職なら問題なし。

Q. パパも育休給付金もらえる?

A. もらえます。雇用保険加入者であれば男女問わず対象。産後パパ育休+通常育休の組み合わせが最強。

Q. 育休中にふるさと納税はやってもいい?

A. やってOK。ただし限度額が大幅減るので、給付金を年収に含めず「実際の給与収入」だけで限度額計算する。

Q. 自営業・フリーランスでも育児休業給付金もらえる?

A. もらえません。雇用保険加入者のみ対象。ただし自営業でも出産育児一時金・児童手当は受け取れ、2026年10月からは子が1歳になるまで国民年金保険料が免除されます(育児期間免除)。

まとめ:育休のお金は「制度をフル活用」で実質収入80〜100%

✅ 育休給付金67%+社保免除で実質手取り80%相当
✅ 2025年4月から80%給付(両親同時育休)
✅ 社会保険料は将来年金に影響なしで完全免除
✅ 住民税は前年所得ベースで要注意
✅ 産後パパ育休(最大28日)+パパ・ママ育休プラス(1歳2か月まで)を組み合わせられる
✅ ふるさと納税は限度額再計算必須
✅ 配偶者控除を年末調整で必ず申請
✅ 復帰時の保育料・時短手取りも事前試算

育休は「お金の不安」より「制度を知らない損」が最大のリスク。3つの制度+5つの申請をフル活用すれば、家計は大きく崩れません。

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育休中の収入タイムライン
▲ 収入が途切れるわけではない

この記事で確認した公式ページ(2026年10月)

・厚生労働省「育児休業等給付について」
・厚生労働省「育児休業等給付の内容と支給申請手続」(令和8年8月1日改訂版)
・日本年金機構「育児休業等期間中の社会保険料免除要件の見直し等について」
・厚生労働省「制度変更(令和8年10月)」(106万円の賃金要件の撤廃・保険料調整制度)
・協会けんぽ「令和8年度の保険料率」(平均9.9%・介護1.62%・子ども・子育て支援金0.23%)

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