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節約・固定費

年末年始にやめていいこと7つ【2026年】12月は平均より3.8万円多い月の減らし方

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普段の節約でやめていいものは やめていい節約7つ にまとめています。この記事はその年末年始版です。

年末年始は、「やること」を増やすより「やらないこと」を決めるほうが効きます。

この記事では、国の家計調査で12月に何が増えるかを確かめながら、年末年始にやめていい7つをまとめました。12月の支出は、1年の平均より約3.8万円多くなります。

最後に「やめないほうがいいもの」も書きました。なんでも削ればいいわけではないので、そこが一番大事かもしれません。

3秒結論
✅ 年末年始は「やらないこと」を決めるほうが効く
✅ 国の平均で12月は約3.8万円多い月。年賀状などの郵便料はふだんの月の約4.5倍、お餅・かまぼこ・お酒も増える
✅ やめるなら「もう楽しくないのに続けているもの」から
✅ ただしやめないほうがいいものもある

年末年始は「やること」より「やらないこと」

12月は、やることが勝手に増える月です。大掃除、年賀状、おせち、帰省、忘年会、初売り。全部やろうとすると、お金も時間も足りなくなります。

そして厄介なのは、これらが「やらないと気まずい」空気を持っていること。だから金額を計算しないまま、毎年なんとなく続けてしまう。

まず、いくらかかっているのかを見てみます。

国の家計調査では、12月の支出は1年の平均より約3万8,000円多くなります(二人以上の世帯・2025年。くわしくは 年末年始の食費はいくら増える? に)。

つまり12月は、普段の月より4万円近く多くお金が出ていく月です。ここを丸ごと我慢する必要はありませんが、「もう楽しくないのに続けているもの」だけ外すと、ぐっと軽くなります。

年末年始にやめていいこと7つ

1. 高級おせちを買うのをやめる

よくある形
家族がよく食べるのは一部の品だけなのに、毎年なんとなく同じ重箱を予約している。食べきれない分は、何日もかけて片付けることになります。

やめるなら
家族が好きな5品だけ用意する形にします。たとえば、かまぼこと栗きんとんは市販、煮しめと雑煮は手作り、メインのカニと肉はふるさと納税の返礼品に。食べ残しが出にくくなります。

12月の国の平均(2人以上の世帯)
かまぼこ 791円(ふだんの月の約3倍)
浮く時間の目安
半日

2. 福袋を買うのをやめる

よくある形
元日の朝から並んで買う。福袋には使わない物がまざりやすく、「お得だから」で買うと、使わない物にお金を払うことになります。

やめるなら
欲しいものが決まっているときだけ買う。福袋は「安い」のではなく、「要らない物も入っているから安い」と考えると、やめやすくなります。

見直しのポイント
去年の中身を今も使っているか
浮く時間の目安
半日

3. 年賀状をやめる

よくある形
50枚なら、はがき代だけで4,250円(1枚85円)+印刷代。デザインを選び、宛名を確認し、一言を書いて…でまる1日かかります。2027年用の年賀はがきは11月2日から販売で、1枚85円です(日本郵便)。

やめるなら
前年の年賀状に「本年をもちまして…」と一言添えて終わりにします。新年のあいさつはLINEやメールで続ければ、関係が切れるわけではありません。

12月の郵便料(国の平均)
1,084円(ふだんの月の約4.5倍)
浮く時間の目安
1日

4. 完璧な大掃除をやめる

よくある形
換気扇、窓、網戸、エアコン…全部を年末の2日間に詰め込み、専用洗剤も毎年買い足す。寒い時期の水仕事は、時間も体力もかかります。

やめるなら
「人が見る場所」だけに絞る(玄関・トイレ・リビング)。換気扇と窓は気候のいい10月にずらします。寒い日に水を使う作業をしないだけで、ずっとラクになります。

ずらす先
気候のいい10月
浮く時間の目安
1日

5. 忘年会・新年会の全参加をやめる

よくある形
誘われたら全部行く。たとえば1回5,000円の会に4回行けば2万円です(例)。

やめるなら
会いたい人がいる会だけ行く。断るときは「その日は家族の予定があって」と伝えれば十分です。

12月の飲酒代(国の平均)
2,340円(ふだんの月の約1.4倍)
浮く時間の目安
2晩

6. 帰省の手土産を高くするのをやめる

よくある形
「安く見られたくない」で毎回高い菓子折りを選ぶ。値段ほど喜ばれるとは限りません。

やめるなら
2,000円台の、地元で評判の店のものにする。値段より「これ美味しいから」の一言を添えるほうが、気持ちは伝わります。

例
5,000円→2,000円台なら1回約3,000円
浮く時間の目安
—

7. 初売りに並ぶのをやめる

よくある形
元日の朝から寒い中で行列に並ぶ。交通費に加えて、並んだ元を取ろうとする衝動買いが起きやすくなります。

やめるなら
本当に欲しいものは、ネットのセールでもそろいます。元日はゆっくり休む日にできます。

見直しのポイント
欲しい物が決まっているときだけ
浮く時間の目安
半日

国の家計調査で見る、12月に増えるもの

品目2025年12月ふだんの月12月は
郵便料(年賀状など)1,084円240円約4.5倍
もち1,053円163円約6.5倍
かまぼこ791円264円約3.0倍
おもちゃ(玩具)1,957円880円約2.2倍
清酒937円459円約2.0倍
灯油2,480円1,327円約1.9倍
牛肉3,018円1,740円約1.7倍
飲酒代2,340円1,625円約1.4倍
消費支出の合計351,522円314,001円+37,521円

※ 総務省「家計調査」二人以上の世帯(2025年12月 第4-1表・2025年 第4-1表)。「ふだんの月」は2025年1年間の支出を12で割った当サイトの計算(消費支出の合計は2025年の月平均)。買わなかった世帯も含めた平均です。

12月に増えるのは、年賀状・お餅・かまぼこ・お酒・おもちゃなど、年末年始ならではのものです。全部を我慢する必要はありませんが、「もう楽しくないのに続けているもの」を外すと、その分だけ12月が軽くなります。

節約というと「安いものを探す」になりがちですが、買うのをやめるのが一番確実に減ります。探す手間もゼロです。

逆に、やめないほうがいいもの

ここが一番大事です。なんでも削ればいいわけではありません。やめないほうがいいものを4つ挙げます。

  • 子どものお年玉は減らさない。お年玉は子どもにとって年に1回の楽しみで、「去年より減った」は気づかれやすいところです。ここは削る場所ではありません
  • 年越しそばと雑煮はやめない。国の平均で、12月のそば・うどん(生)は538円、もちは1,053円です。安くて、それがないと年が変わった気がしないものは残すべきです
  • 親への帰省そのものはやめません。交通費は確かに高いですが、これは削ると後で取り返せない類のものです。削るなら手土産の金額であって、行く回数ではありません
  • 暖房費はケチりません。寒さを我慢して体調を崩すと、医療費と失う時間のほうが高くつきます(エアコンの電気代を節約する方法で、我慢せずに下げる手を書いています)

やめる/やめないの線引き

✅ やめていい:習慣で続けているだけで、なくても誰も困らないもの
❌ やめないほうがいい:安いのに満足度が高いもの/人の気持ちが関わるもの/健康に関わるもの

「高いからやめる」ではなく、「もう楽しくないからやめる」で選ぶと失敗しません。

おせちをやめるなら、ここだけ押さえる

おせちは、予約すると金額が大きくなりやすい項目です。ただ「全部やめる」と正月らしさがなくなるので、メインのごちそうだけふるさと納税に振り替えるのが現実的です。

⚠️ 申し込みは11月中がおすすめ

寄付の期限は12月31日ですが、返礼品が届く時期は別の話です。返礼品によっては品切れになったり、発送が年明けになったりすることがあります。届く時期を確かめてから申し込みましょう。

また、ふるさと納税は「タダでもらえる制度」ではありません。来年払う住民税を先に払って、お礼に返礼品をもらう仕組みです。上限を超えた分は自己負担になるので、必ずシミュレーターで確認してから申し込んでください。

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よくある質問(Q&A)

Q. 年賀状をやめるとき、失礼にならない伝え方は?

A. 前年の年賀状に「誠に勝手ながら、本年をもちまして年始のご挨拶を控えさせていただきます」と一言添えるのが一般的です。理由は書かなくて構いません。同時に「今後はLINEやメールでご挨拶させてください」と続けると、関係を切るわけではないことが伝わります。

Q. 義実家の手前、おせちをやめにくいです。

A. 全部やめる必要はありません。「家族が食べる5品だけ用意する」形にするだけでも、金額はかなり下がります。見た目が寂しくなるのが気になるなら、詰める品数を減らして器を大きめにするとスカスカに見えません。

Q. 大掃除をやめて、家が汚れませんか?

A. 場所を絞ったぶん、その場所はむしろきれいに保ちやすくなります。ポイントは、換気扇や窓のような「水を使う重い作業」を10月にずらすこと。寒くないので早く終わり、年末は軽い掃除だけで済みます。

Q. 浮いたお金は、何に使えばいい?

A. おすすめは、半分を貯金に回し、半分を「家族が本当に楽しみにしていること」に使う分け方です。たとえば、お正月の外食を1回だけ良い店にする、など。全部を削ると続かないので、浮いた分の一部は堂々と使うほうが長続きします。

まとめ

年末年始は、安いものを探すより「やめるものを決める」ほうが効きます。国の家計調査では、12月は1年の平均より約3.8万円多くお金が出ていく月です。

ただし、安くて満足度が高いもの・人の気持ちが関わるもの・健康に関わるものは残す。ここを間違えると、お金は浮いても年末年始そのものが味気なくなります。

まずは1つだけ、「もう楽しくないのに続けているもの」を探してみてください。

📚 シリーズの続き
買うこと自体をやめていいものは 買わなくていいもの12個|年いくら浮くかを例で計算 にまとめました。金額つきで、やめないほうがいいものも書いています。

この記事で確認した公式ページ(2026年10月)

・総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」2025年12月 第4-1表 品目別支出金額・2025年 第4-1表(郵便料・もち・かまぼこ・玩具・清酒・灯油・牛肉・飲酒代・生うどん・そば)
・総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)月次 主要家計指標」(2025年12月の消費支出351,522円・2025年の月平均314,001円)
・日本郵便「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行・販売」(2026年11月2日から販売・無地1枚85円)/「国内の料金表(手紙・はがき)」

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