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節約・固定費

冷蔵庫・家電の電気代を節約する方法【2026年】家電別の節約額と買い替えの計算

osiri-buruu

「電気代が高いけど、エアコン以外で何を節約すればいい?」
家電ごとの節約額は、資源エネルギー庁の「無理のない省エネ節約」に目安があります。たとえば冷蔵庫の設定を「強」から「中」にすると年約1,910円、白熱電球をLED電球に替えると1個で年約2,883円。この記事では、国の目安(1kWhあたり31円で計算)を家電ごとにまとめ、どこから手をつければいいかと、買い替えの計算方法を紹介します。

3秒結論
✅ 電気を多く使う家電:夏の夜はエアコン・照明・冷蔵庫で約65%、冬は暖房・冷蔵庫・給湯で約60%
✅ 冷蔵庫:設定「強→中」で年約1,910円、壁から離して置くと年約1,400円
✅ 照明:白熱電球→LED電球で1個 年約2,883円(年2,000時間つける場合)
✅ 待機電力は家庭の電気の5.1%(31円で計算すると年約7,000円)
✅ 買い替えは「年間消費電力量の差×31円」で計算

家庭の電気の使われ方。夏の夜7時ごろはエアコン38.3%・照明14.9%・冷蔵庫12.0%、冬の1日は暖房32.7%・冷蔵庫14.9%・給湯12.6%
▲ 資源エネルギー庁「省エネメニュー(家庭)」(2026年夏・2025年冬)より

結論:電気を多く使う家電から手をつける

資源エネルギー庁の資料では、夏の夜(19時ごろ)はエアコン・照明・冷蔵庫で家庭の電気の約65%、冬の1日では暖房・冷蔵庫・給湯で約60%を使っています。この順に見直すと、効率よく電気代が下がります。エアコンはエアコンの電気代を節約する方法にまとめたので、この記事ではそれ以外の家電を中心に紹介します。

家庭の電気の使われ方(夏の夜・冬の1日)

順位 夏の夜(19時ごろ) 冬(1日)
1位エアコン 38.3%暖房 32.7%
2位照明 14.9%冷蔵庫 14.9%
3位冷蔵庫 12.0%給湯 12.6%
4位テレビ・DVD 8.2%照明 9.2%
5位炊事 7.8%炊事 7.8%
6位待機電力 4.0%待機電力 5.5%

※資源エネルギー庁「夏季の省エネメニュー(家庭)」(2026年5月)・「冬季の省エネメニュー(家庭)」(2025年度冬)の「家庭における電気の使用割合」から、「その他」(夏8.8%・冬9.4%)を除いて並べました。冬の暖房32.7%のうち、エアコンは17.0%、電気ストーブ3.8%、こたつ2.1%、電気カーペット1.8%です。季節や時間帯で割合は変わります。

① 冷蔵庫の節約術(一日中動いている家電)

冷蔵庫は一日中動いているので、設定や置き方の見直しが毎日効きます。資源エネルギー庁の目安(年額)は次のとおりです。

やること 比べた条件 年間の節約
設定を「強」→「中」に周囲の温度が22℃の場合約1,910円(61.72kWh)
壁から適切な間隔をあけて置く上と両側が壁に接している場合と、片側だけの場合約1,400円(45.08kWh)
ものを詰め込みすぎない詰め込んだ場合と、半分にした場合約1,360円(43.84kWh)
無駄な開け閉めをしない開け閉めの回数が2倍の場合と比べて約320円(10.40kWh)
開けている時間を短く20秒の場合と、10秒の場合約190円(6.10kWh)

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(冷蔵庫)」。1kWhあたり31円で計算された目安で、機種や置き場所で変わります。

冷蔵庫でほかに気をつけたいこと
✅ 温かいものは冷ましてから入れる(庫内の温度が上がり、冷やすのに余分な電気を使うため)
✅ 設定を「中」や「弱」にするときは、食品の傷みに注意
✅ 未開封の缶詰・びん詰・調味料など、常温で保存できるものは冷蔵庫に入れない(保存方法の表示を確認)
→ いちばん大きいのは設定の見直し(年約1,910円)。次が置き方と詰め込みすぎ

② 照明のLED化(白熱電球なら1個で年約2,883円)

54Wの白熱電球を7.5Wの電球形LEDランプに替えると、消費電力は約86%減ります。資源エネルギー庁の目安(年2,000時間=1日約5.5時間つける場合)は次のとおりです。

交換 年間の省エネ 年間の節約
白熱電球 54W → 電球形LED 7.5W93.00kWh約2,883円
電球形蛍光ランプ 12W → 電球形LED 7.5W9.00kWh約279円
蛍光灯器具 68W → LED照明器具 34W68.00kWh約2,108円

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(照明)」。寿命の目安は、白熱電球が約1,000時間、電球形蛍光ランプが約6,000〜10,000時間、LED電球が約40,000時間です(同じページ)。

LED電球の元が取れるまで
✅ 電球の値段 ÷ 年間の節約額 = 元が取れるまでの年数
✅ 例:1,000円のLED電球を、1日約5.5時間つける白熱電球と替えると、1,000円÷2,883円=約0.35年(約4か月)(当サイトの計算例)
✅ すでに電球形蛍光ランプなら節約は年約279円。切れたときに替えれば十分
→ 白熱電球が残っている場所、つける時間の長い場所から交換

③ 待機電力をカット(年約7,000円)

使っていない家電もコンセントに挿しっぱなしだと待機電力がかかります。資源エネルギー庁の調査(2012年度)では、家庭の電気の5.1%(年228kWh)が待機電力でした。31円/kWhで計算すると、年約7,000円です。

待機電力を減らせる家電 対策
温水洗浄便座使わない時は便座保温OFF・節電モード
テレビ・レコーダー主電源OFF。レコーダーは「高速起動」や時刻表示をオフにすると待機の電気が減る(資源エネルギー庁)
電子レンジ(時計表示)使う時だけ挿す
パソコン・周辺機器電源タップでまとめてOFF
給湯器のリモコン使わない時はリモコンOFF

スイッチ付き電源タップが便利
何度も抜き差しするのは面倒なので、スイッチ付き電源タップでまとめてオンオフ。ただし、冷蔵庫・Wi-Fiルーター・録画予約のあるレコーダーは切らないでください。

④ テレビの節約術

  • 📺 見ないときは消す:1日1時間減らすと年約895円(50V型の液晶)
  • 📺 画面の明るさ(輝度)を1割下げる:年約581円(同じ)
  • 📺 映像モードは「標準」などに。「ダイナミック」などは消費電力が大きくなる
  • 📺 明るさセンサーや、操作・信号がないと電源が切れる機能を使う
  • 📺 ゲームを終えたら、テレビの電源も切る

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(テレビ)」

⑤ 洗濯機・乾燥機の節約

やること 年間の節約(国の目安)
まとめ洗い(容量の4割で毎日 → 8割で回数を半分に)約4,510円(電気 約180円+水道 約4,360円)
衣類乾燥機は自然乾燥と併用(8時間干してから仕上げ・2日に1回)約12,230円
乾燥機もまとめて(4割で毎日 → 8割で2日に1回)約1,300円
お風呂の残り湯を洗濯に使う水道の水を減らせる

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(洗濯機・衣類乾燥機)」。洗濯機は洗濯・脱水容量6kg、乾燥機は定格容量5kgの場合です。

⑥ 炊飯器・電気ポット・電子レンジ

  • 🍚 炊飯器の保温は4時間までが目安。それより長くなるなら、電子レンジで温め直すほうが省エネ
  • 🍚 まとめて炊いて小分けで冷凍すると、保温の時間が減る
  • ☕ 電気ポットは、長く使わないときはプラグを抜く。6時間保温するより、抜いて再沸騰させるほうが年約3,330円の節約
  • 🥕 野菜の下ごしらえを、ガスコンロでゆでる代わりに電子レンジで:年約860〜1,000円の節約(100gを毎日1回の場合)
  • 🍽 食器洗い乾燥機(1日2回)は、40℃のお湯での手洗いより、水道・ガス・電気の合計で年約6,470円安いという目安も
  • 🔥 電気ケトルは必要な分だけ沸かす

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(キッチン)」

⑦ 温水洗浄便座の節約

  • 🚽 使わないときはふたを閉める:年約1,080円
  • 🚽 便座の温度を「中」→「弱」に:年約820円(冷房の時期はオフにした場合)
  • 🚽 洗浄水の温度を「中」→「弱」に:年約430円
  • 🚽 タイマーや節電モードを使い、便座の暖房は寒い季節だけに

出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約(温水洗浄便座)」。いずれもお湯をためておく「貯湯式」の場合です。

古い家電の買い替えは「差のkWh×31円」で計算

資源エネルギー庁によると、今の家電は10年前と比べて次のくらい省エネになっています。

家電 省エネの目安
冷蔵庫10年前と比べて約15〜24%
エアコン(省エネタイプ)10年前と比べて約13%
温水洗浄便座(省エネタイプ)10年前と比べて約9%
照明(白熱電球 → 電球形LED)約86%

出典:資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」

買い替えで下がる電気代の計算
✅ 店頭の「統一省エネラベル」には、年間消費電力量(kWh/年)と年間の目安電気料金が書かれている
✅ 今の家電の年間消費電力量は、本体のシールや取扱説明書(型番で検索)で確認
✅ (今の家電のkWh − 新しい家電のkWh)× 31円 = 1年で下がる電気代の目安
✅ 例:年450kWhの冷蔵庫を年300kWhの冷蔵庫に替えると、150kWh×31円=年4,650円(当サイトの計算例)
✅ 本体の値段 ÷ 1年で下がる電気代 = 元が取れるまでの年数
→ 売られている製品の年間消費電力量は、資源エネルギー庁の「省エネ型製品情報サイト」で調べられます。古い機種は測り方(JISの版)が今と違うことがあるので、差はあくまで目安です

自治体の省エネ家電の補助

自治体によっては、省エネ家電への買い替えに補助金やポイント還元を出しています。内容・金額・期間は自治体ごとに違い、予算がなくなると締め切られることもあります。

  • 🏛 お住まいの市区町村・都道府県のホームページで「省エネ家電 補助」を確認
  • 🏛 対象の家電(エアコン・冷蔵庫・LED照明など)と、省エネ性能(星の数など)の条件を確認
  • 🏛 申請のタイミング(買う前か後か)や対象のお店などの条件があるので、買う前に確認

家電節約の優先順位

手間が少なく、国の目安で効果が大きい順
1️⃣ 白熱電球が残っていればLEDに(1個で年約2,883円)
2️⃣ 冷蔵庫の設定と置き方(「中」で年約1,910円、壁から離して年約1,400円)
3️⃣ 電気ポット・炊飯器の長い保温をやめる(ポットは年約3,330円)
4️⃣ 待機電力カット(家庭の電気の5.1%)
5️⃣ 乾燥機を使う家は自然乾燥と併用(年約12,230円)
6️⃣ 古い家電は「差のkWh×31円」で買い替えを計算(補助もチェック)
7️⃣ 契約(電力会社・プラン)の見直しは、検針票の使用量で試算してから

契約の見直しで「使い方そのまま」で節約

家電の使い方を見直したら、電力会社やプランも確かめましょう。どの会社が安いかは住んでいる地域と使用量で変わるので、検針票の使用量(kWh)で試算してから決めます。比べ方は電気・ガス会社の乗り換え・比較にまとめています。

契約を見直すときに確かめること
✅ 月の使用量(kWh):夏と冬の多い月も含めて
✅ 燃料費調整額の上限:上限が義務づけられているのは大手電力の規制料金(従量電灯など)だけ(資源エネルギー庁)
✅ 解約金・契約期間
✅ セット割・ポイント:条件と金額を各社の公式で確認し、電気代そのものと分けて比べる

やってはいけない家電の使い方

  1. 冷蔵庫に詰め込みすぎ:詰め込んだ場合と半分の場合で年約1,360円の差(国の目安)
  2. 冷蔵庫を壁にぴったり付けて置く:上と両側が壁だと、片側だけの場合より年約1,400円多くかかる(国の目安)
  3. 白熱電球のまま:LED電球に替えると1個で年約2,883円
  4. 待機電力を放置:家庭の電気の5.1%(年約7,000円)
  5. 炊飯器・電気ポットの長時間保温:炊飯器は4時間を超えるならレンジで温め直し、ポットは長く使わないならプラグを抜く
  6. 古い家電を計算しないまま使い続ける:「差のkWh×31円」で一度計算を

よくある質問Q&A

Q. 冷蔵庫はこまめに消すべき?

A. 消さないでください。食品が傷みます。電気代を下げたいなら、設定を「強」から「中」にする(年約1,910円・資源エネルギー庁の目安)のが手軽です。

Q. LED化は全部一度に替えるべき?

A. 白熱電球が残っていて、つける時間が長い場所(リビング・キッチンなど)から優先します。国の目安では、1日約5.5時間つける白熱電球を替えると1個で年約2,883円。トイレ・廊下など短時間の場所や、すでに電球形蛍光ランプの場所は後回しでかまいません。

Q. 待機電力カットはどれくらい効果ある?

A. 家庭全体の電力の約5%(資源エネルギー庁の調査で5.1%)、年約7,000円です。電源タップでまとめてオンオフが手軽で効果的。

Q. 家電の買い替え時期の目安は?

A. 年数だけで決めず、今の家電と新しい家電の年間消費電力量の差×31円で、1年で下がる電気代を計算します。本体の値段をこの金額で割れば、元が取れるまでの年数がわかります。資源エネルギー庁によると、冷蔵庫は10年前より約15〜24%、省エネタイプのエアコンは約13%省エネになっています。

Q. 一番効果的な節約は?

A. 国の目安で大きいのは、白熱電球からLED電球への交換(1個で年約2,883円)、電気ポットの長時間保温をやめる(年約3,330円)、乾燥機と自然乾燥の併用(年約12,230円)など。家ごとに使っている家電が違うので、自分に当てはまるものから始めましょう。契約の見直しは、検針票の使用量で試算してから決めます。

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まとめ:家電の電気代は「国の目安」で大きいものから

✅ 電気を多く使うのは、夏の夜はエアコン・照明・冷蔵庫、冬は暖房・冷蔵庫・給湯
✅ 冷蔵庫は「中」設定(年約1,910円)・壁から離す(年約1,400円)・詰め込みすぎない(年約1,360円)
✅ 白熱電球→LED電球で1個 年約2,883円
✅ 待機電力は家庭の電気の5.1%(年約7,000円)
✅ 電気ポットの長時間保温をやめて年約3,330円、便座のふたを閉めて年約1,080円
✅ 買い替えは「差のkWh×31円」で計算(自治体の補助もチェック)
✅ 契約の見直しは検針票の使用量で試算してから

金額はどれも資源エネルギー庁の目安(1kWhあたり31円)で、家にある家電と使い方で変わります。自分の家に当てはまる、金額の大きいものから試し、最後に契約も確かめれば、ムダなく電気代を下げられます。

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冷蔵庫の節約の国の目安(年間)。設定を強から中で約1,910円、壁から間隔をあけて約1,400円、詰め込みすぎないで約1,360円、開け閉めを減らして約320円、開けている時間を短くして約190円
▲ 資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」の目安(31円/kWhで計算)

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この記事で確認した公式ページ(2026年10月)

・資源エネルギー庁「エネルギー白書2017 第2部第1章第2節」(待機時消費電力 5.1%)
・全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問 Q7(電力料金の目安単価31円/kWh)」
・資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」(冷蔵庫・炊飯器・電気ポット・電子レンジ・食器洗い乾燥機・照明・テレビ・レコーダー・洗濯機・衣類乾燥機・温水洗浄便座)・「機器の買換で省エネ節約」
・資源エネルギー庁「令和8年度 夏季の省エネルギーの取組について」(夏季の省エネメニュー・家庭)・「令和7年度 冬季の省エネルギーの取組について」(冬季の省エネメニュー・家庭)
・資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」・「料金の仕組みと料金メニュー例のご紹介」(燃料費調整額の上限)

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