固定費の見直し方法【2026年】一人暮らしの平均と比べて、スマホ・保険・家賃から見直す
「毎月ちゃんと働いてるのに、なんでお金が貯まらないんだろう……」
そう思ったら、まず固定費を見直してみてください。スマホ代・保険料・家賃のような固定費は、一度見直せば、その差が毎月続きます。
この記事では、国の家計調査(2025年)で34歳以下の一人暮らしの平均を確かめ、自分の固定費と比べながら、スマホ・ネット・サブスク・電気・保険・家賃の順に見直す方法をまとめます。料金は、各社の公式ページで確かめた2026年10月時点のものです。
📌 この記事でわかること
- 34歳以下の一人暮らしの固定費の平均(国の家計調査)
- スマホ・ネット・サブスク・電気・保険・家賃、それぞれの見直し方
- スマホを乗り換えると、いくら変わるかの計算例
- 解約するときの注意点(解約金・セット割)
3秒結論
✅ まず国の平均と比べる(34歳以下の一人暮らし:スマホ月4,738円・電気月4,569円・家賃月34,723円)
✅ 手続き1回で差が毎月続くスマホから。大手の3GBプラン6,798円→オンライン専用の3GBプラン990円なら月5,808円の差(割引なしの比較)
✅ サブスクは明細で洗い出す。保険は入りすぎを確認、家賃は更新・引っ越しのときに
📌 お金の全体像を知りたい方へ
この記事は資産形成STEPの一部です。全体の流れは
👉 【完全ロードマップ】貯金ゼロから資産1,000万円を作る全手順
で確認できます。

まず「固定費ってどんなもの?」を整理しよう
固定費とは、毎月ほぼ同じ額が出ていく支出のこと。食費や交際費のような「変動費」と違い、一度見直せば、その差が毎月続くのがポイントです。
💬「節約しようと思っても、食費を減らすのはツラいし続かない……」という方にこそ、固定費の見直しはおすすめです。
まず、国の家計調査(2025年)で、34歳以下の一人暮らしの平均を見てみましょう。自分の金額を横に書き込むと、どこが高いかがすぐわかります。
| 固定費 | 34歳以下の一人暮らしの平均(月) | 見直しやすさ |
|---|---|---|
| 📱 スマホ(携帯電話通信料) | 4,738円 | ★☆☆ すぐできる |
| 🌐 インターネット接続料 | 1,775円 | ★★☆ 少し手間あり |
| 🎬 サブスク | (統計に項目なし) | ★☆☆ 今日できる |
| ⚡ 電気代 | 4,569円 | ★★☆ 少し手間あり |
| 🔥 ガス代 | 2,323円 | ★★☆ 少し手間あり |
| 🛡️ 保険料(働いている人) | 4,727円 | ★★★ じっくり検討 |
| 🏠 家賃地代 | 34,723円 | ★★★ 大きいけど大変 |
出典:総務省「家計調査」2025年 単身世帯・34歳以下(品目分類・用途分類)。スマホとネットは年間の金額を12で割った当サイトの計算。保険料は勤労者(働いている人)の世帯の「保険料」(生命保険・個人年金保険などの掛金)。家賃は払っていない人も含めた平均で、家賃を払っている世帯は77.6%です。
とくにスマホ代とサブスクは、難しい手続きなしですぐ動けます。まずここから始めるのがおすすめです。
固定費ごとの見直し方【2026年10月時点】
📱 スマホ代:大手の通常プランのままなら、まずここ
大手キャリアの通常プランのままなら、オンライン専用プランや格安SIMに替えると、同じ電話番号のまま月の料金が大きく下がることがあります。たとえばドコモの「ドコモ MAX」は、3GBまでで月6,798円(割引なし)です。
| サービス | 月額(税込・割引なし) | 特徴 |
|---|---|---|
| LINEMO(ソフトバンク) | 3GB 990円/10GB 2,090円 | ソフトバンクのオンライン専用ブランド |
| povo2.0(au) | 3GB 990円/30GB 2,780円 | 基本料0円で、使う分をトッピングで買う。180日以上有料トッピングを買わないと利用停止などになることがある |
| 楽天モバイル | 3GBまで1,078円/無制限3,278円 | 使った量で料金が変わる |
| ahamo(ドコモ) | 30GB 2,970円(12月1日から40GB 3,135円) | ドコモのオンライン専用プラン |
2026年10月に各社の公式ページ(ドコモ・LINEMO・povo・楽天モバイル・ahamo)で確認。通話料などは別です。
💡 計算例:ドコモ MAX(3GB)6,798円 → LINEMO(3GB)990円なら、月5,808円・年69,696円の差です(割引なしで比べた当サイトの計算)。家計調査の34歳以下の平均(月4,738円)より高いなら、見直す価値があります。
詳しい選び方は 格安SIMの選び方 と スマホ料金の比較 に。
🌐 インターネット回線:セット割と解約金を確かめる
家計調査では、34歳以下の一人暮らしのインターネット接続料は平均で月1,775円です(光回線を引いていない人も含めた平均)。光回線を使っている人は、スマホとのセット割が使えるか、今の住まいで使える回線のうち料金が合っているかを確かめましょう。たとえばドコモ光(1ギガ)は戸建て5,720円・マンション4,400円です。
光回線などの固定回線の解約金は、2022年7月からのルールで月額料金が上限です(総務省)。ただし、スマホとのセット割を受けている場合は、乗り換えると割引が外れて、ほかの契約の料金が上がることがあります(総務省)。工事をしたくない人は、据え置き型のホームルーターも選択肢の1つです。
🎬 サブスクリプション:明細で洗い出す
動画配信・音楽・アプリ・クラウド……気づかないうちにサブスクが積み重なっていませんか?
💬「無料トライアルで登録して、そのまま課金されてた……」というのはよくある話です。
クレジットカードや銀行口座の明細を見て、契約中のサービスを書き出します。「先月使ったっけ?」と思ったものは解約候補です。似たサービス(動画配信を2つなど)を持っているなら、1つにまとめるだけで、その月額がそのまま浮きます。
スマホのアプリから入ったサブスクは、iPhoneなら「設定」→自分の名前→「サブスクリプション」、Androidなら Google Play の「お支払いと定期購入」から確認できます。
⚡ 電気・ガス代:使用量で会社とプランを比べる
家計調査では、34歳以下の一人暮らしの電気代は月4,569円、ガス代は月2,323円です。電気は2016年4月から、都市ガスは2017年4月から、どこから買うかを自分で選べるようになりました。
料金は使う量で変わるので、検針票(またはWeb明細)の使用量で、いくつかの会社を比べてみましょう。切り替えても、電気の品質や停電のしやすさは変わりません。
🛡️ 保険料:入りすぎていないか確認
家計調査では、34歳以下の働く一人暮らしの保険料(生命保険・個人年金保険などの掛金)は月4,727円です。保険証券を出して、今の保障の中身を確認してみましょう。
会社員・公務員なら、医療費には高額療養費、病気で働けない間には傷病手当金という公的な備えがあります。賃貸の一人暮らしなら、まず火災保険(家財+借家人賠償)と個人賠償責任保険を考え、ほかの保険は「貯金で払えるか」で判断するのが基本です。詳しくは 一人暮らしに必要な保険は? に。
⚠️ 別の保険に入り直すときは、新しい保険の契約が成立してから、今の保険を解約します。解約した保険はもとに戻せず、健康状態によっては新しく入れないこともあります(生命保険文化センター)。
🏠 家賃:更新や引っ越しのときに
家賃は固定費の中でいちばん大きい項目です(34歳以下の一人暮らしの平均は月34,723円、家賃を払っている世帯は77.6%)。削れれば効果は大きいですが、手間もかかります。
- 更新のときに相談する:周りの家賃相場を調べて、「この金額なら続けて住みたい」と伝えてみる
- 引っ越しで下げる:駅からの距離・築年数・広さを少し変えると家賃は変わる。引っ越しの初期費用もかかるので、何か月で元が取れるかを計算してから
- 住まい方を変える:シェアハウスなども選択肢の1つ
📊 参考:上の表の平均と、自分の固定費を並べてみてください。平均より高い項目から見直すと、効果が出やすくなります。
見直すと、いくら変わる?計算してみた
いくら下がるかは、今の契約によって人それぞれです。ここでは、公式の料金で計算できるスマホを例にします(税込・割引なし・2026年10月)。
| 見直し | 前 | 後 | 月の差 | 1年 | 3年 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドコモ MAX 3GB → LINEMO 3GB | 6,798円 | 990円 | 5,808円 | 69,696円 | 209,088円 |
| ドコモ MAX 無制限 → 楽天モバイル 無制限 | 8,448円 | 3,278円 | 5,170円 | 62,040円 | 186,120円 |
| ドコモ MAX 3GB → ahamo 30GB | 6,798円 | 2,970円 | 3,828円 | 45,936円 | 137,808円 |
当サイトの計算。ドコモ MAXは家族割・光セット割・カード払いなどの割引をすべて使うと、無制限でも最安5,148円になります。今使っている割引がなくなる分も含めて比べましょう。ahamoは12月1日から40GB 3,135円に変わります。
サブスクは「やめたサービスの月額」がそのまま浮きます。保険・電気・家賃も、今の金額と見直し後の金額の差 × 12か月で、1年の効果を出せます。
固定費は、一度の手続きで、その差が毎月続くのが強みです。浮いた分は、給料日に先取り貯金の口座へ自動で移しておくと、ほかの出費に消えにくくなります。
よくある質問Q&A
Q. 最初に削るべき固定費は?
A. 多くの人はスマホからです。1回の手続きで、その差が毎月続きます。大手の通常プランのままなら、オンライン専用プランや格安SIMと比べてみましょう。
Q. 解約手数料が心配です…
A. 2019年10月以降の大手の携帯の新しい料金プランは、違約金の上限が1,100円で、違約金のないプランも多くあります。光回線などの固定回線は、2022年7月から違約金が月額料金までになりました(総務省)。セット割が外れる分や、端末の残りの支払いがないかも、契約内容で先に確かめましょう。
Q. 家族と相談する時のコツは?
A. 「我慢する節約」ではなく「同じものを安く使う」と説明し、月と年の金額の差を見せると伝わりやすくなります。
Q. 見直しは何年に1回?
A. 1年に1回、決まった月に確認するのがおすすめです。料金の改定もあります(たとえばドコモやソフトバンクは、2026年12月に一部の料金やプランが変わります)。
💡 関連記事
家の最大の固定費は住宅ローン。条件がそろえば、借り換えで数百万円の差になることも。
👉 住宅ローン借り換えで得する条件2026
まとめ:まず今日「スマホ代とサブスク」を確認しよう
固定費の見直しは、平均と比べて、優先順位を決めて1つずつ動くのがコツです。
- 📱 スマホ代:34歳以下の一人暮らしの平均は月4,738円。大手の通常プランのままなら、まず比べる
- 🎬 サブスク:明細を見て書き出す。今日中にできる
- ⚡ 電気・ガス:検針票の使用量で、いくつかの会社を比べる
- 🛡️ 保険:入りすぎを確認。入り直すなら新しい保険が決まってから解約
- 🌐 ネット回線:セット割と解約金を確かめてから
- 🏠 家賃:更新や引っ越しのときに
全部一気にやらなくて大丈夫。1つ見直すだけで、来月からその差が毎月続きます。
▼ あわせて読みたい
・【一人暮らし】食費を月1万円以下に抑える方法
・格安SIMの選び方と注意点【2026年最新版】
・貯金ゼロから始める家計管理の基本
👨👩👧 家族・夫婦で読むなら
- 家族4人版の固定費削減は:家族の固定費削減ガイド【家族版】
📱 関連記事
👉 マネーフォワードME使いこなし2026|無料は連携4件
無料版は連携4件まで。最初につなぐ4つの選び方と、有料(Web申込で月540円)にする目安を解説。
📖 関連記事
👉 ガソリン代を節約する方法【2026年版】
ガソリンの提携カード、国のエコドライブの目安、通勤手当の非課税の上限まで。
🚗 関連記事
👉 自動車保険の見直し方【2026年】一括見積もりと等級の注意点
一括見積もりの使い方、削ってはいけない補償、等級を引き継ぐ「7日以内」のルールまで。
🌀 関連記事(夏の旬)
👉 エアコンの電気代を節約する方法2026
設定温度・自動運転・つけっぱなし論争の正解で電気代を賢く削減。
🚿 関連記事
👉 水道代を節約する方法2026
お風呂・トイレの節水+節水シャワーヘッドで水道代を賢く削減。

🔗 あわせて読みたい
・冷房と除湿どっちが電気代が安い?(除湿には2種類。再熱除湿は冷房より高め)
・年末年始にやめていいこと7つ(12月は平均より3.8万円多い)
📚 契約はそのままで、払い方だけ変えて安くする
年払い(前払い)で安くなる支払いと、まとめて払っても変わらない支払いの一覧は 年払いで得するもの一覧 に。
この記事で確認した公式ページ(2026年10月)
・総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 2025年」第2表 男女,年齢階級別 … e-Stat
